昨日教材展示会に行ってきました。
秋は各教材会社が「冬期講習」や「入試対策講習」向けの教材を販売するために教材展示会が開かれます。
来年は教科書改定があるので、おそらく来年春の展示会は活気があると思うんですが、
そうでない年の展示会は売る方も見る方も今一つ…
今回教材会社の何人かと話をしてきましたが、
冬期講習のテキストが全然売れない、と嘆いていました。
以前は「長期的な休み=書き入れ時」という構図だったのですが、最近はなかなか受け入れてもらえないようです。
確かに12月の授業料と1月の授業料をもらっているわけで、
それに加えて冬期講習代となると二重払い感はありますし。
授業数が増えるわけですから、当然料金は上がって当然なんですけどね。
また、クリスマスやら、年末年始と世間があわただしい時期に
「冬期講習やるから参加してください」
と、外部の人たちになかなかアピールもしづらかったりします。
ましてや1週間くらいの期間で成績が大きく変わるとも思えませんし。
僕も冬期講習、立ち上げたばかりの時はやっていました。
けど、今はやっていません。
小学生も、中学1・2年生も通常の授業と変わらずやっています。
ただ、それだと収入が減るので、その分中学3年生の授業は思い切り増やしています。
1月には私立の受験も始まりますし、保護者にも納得していただけますので。
教材会社ももう少し視点を変えた方がいいかもしれません。
はっきり言って売れませんよ。
そんな薄っぺらい教材を販売するくらいなら、
2月から3月にかけてしっかり取り組めるような「学年のまとめ」教材を作った方が売れると思うんですが。
ぜひご一考を。