塾のテキスト選びのポイントは(おすすめ教材も)

勉強法
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実際に見本を手に取ってテキストを選ぶ段階になるといろいろと迷うこともあると思います。

今回は僕が教材選びに基準にしているポイントを教えます。

こあら
こあら

どの教材もいいものだから迷ってしまいます…

うさぎ
うさぎ

何をどう教えるかで選ぶ教材も変わってきますよね

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教材選びのポイントは

実際にいろいろな教材を手に取ってみるとわかると思うのですが、正直言って内容についてはそれほど大きな差はありません。特に公立小学校や中学校に通う子を対象にした場合、どうしても教科書の内容から大きく離れることはないため、内容が似通ってくるのは当たり前です。

教材選びのポイントについていくつか挙げてみたいと思います。

対象とする塾生のレベルはどうか

集めようとしている子どもたちのレベルに合わせた教材が必要です。

もし、私立中学・私立高校を目指す子たちを集める場合はそれ相応のレベルの教材を使用する必要があります。あまり簡単なものですと入試レベルの問題に対応できない恐れがあります。

また、公立の学校に通う子たちを対象にする場合は学校の教科書準拠の教材を選ぶほうがいいでしょう。教科書レベル以上のものを教える必要はありません。

さらには「基礎・基本からやり直したい」という子も対象にする場合は、無学年式の教材を選ぶということも可能です。

大切なことは、その教材を使った子供たちが満足できるかどうか、です。

保護者の目もあることを忘れずに

我が子が塾でしっかりと勉強しているかどうかの判断は、テキストを見る以外ほかありません。

一体どのレベルの教材を使っているのかということも気になります。

あまりにも難しすぎて子どもがほとんど解いていないのを見てしまうと

「うちの子は勉強していないのではないか」

と不審がられても仕方ありません。

また、せっかく購入しても、全く使われた形跡がない場合、

「高い教材を売りつけられた」

となってしまいがちですので気をつけましょう。

慣れるまではシリーズで揃えましょう

塾の教材会社は大小含めて数多くあります。

熱心な人は

「英語は〇〇社」

「数学は△△出版」

というふうに選びがちですが、教科書に沿って作られるものですから、正直いってそれほど変わりはありません。

ただ、教科によって教材を分けるのって、教える側にとってみれば意外とめんどくさい。

なぜなら、教材によって構成が違うんです。

たとえば、定期テストの予想問題がある教材とない教材があったりします。

ない教材の場合は別なところから引っ張り出してこなければならないですし。

ある教材は別冊にプリント教材がついているけど、そうでないのもあるし、

となると使い勝手が悪いでしょ?

だから、それほどのこだわりがないのであればそろえた方がいいです。

塾経営をすぐに軌道に乗せたいのなら教科書準拠教材

教材には2種類あって

教科書準拠教材

教科書準拠でない教材

のどちらかです。

もし、塾を立ち上げてすぐに経営を軌道に乗せたいのであれば、間違いなく教科書準拠教材です。

理由は一つ。

すぐに結果を求める保護者が多いから

塾を立ち上げたばかりの時に来る人って、たいていの場合は

「勉強で困っているからどうにかしたい」

という人たちがほとんど。

つまり、学校の成績をどうにかしたいという人たちです。

だから、今わからないところを教えてくれる塾がいいわけで、それにはやはり教科書準拠教材が必要です。

もちろん、自分の教えたいことを教えるのも大事ですが、

「あの塾、学校でやっていることと違う」

といわれて安心する保護者なんかいませんから。

おすすめの教材を教えるよ

いろいろとみてきた中でお勧めできる教材をいくつか挙げます。

あ、ちなみにお受験の盛んな首都圏の話ではありません。

あくまでも地方の公立小中学校の子たちが集まる塾向けです。

小学生は

小学生ワーク(学書)

ワーク(エデュケーショナルネットワーク)

の2択。

というかそのほかに使える準拠版がない。

個人的には後者だけど、問題数がすこし少ないかな。

 

中学生は、ほんとにたくさんあるんだけど

ワーク(エデュケーショナルネットワーク)

iワーク(育伸社)

新ワーク(好学出版)

中学必修テキスト(文理)

ニューベーシック(学書)

の中から選んでおけば間違いないかな。

後は好みの問題なので、実際に手に取って好きなものを選ぶといいです。

その中でも、特にワークとiワークはおすすめ。

ワークの方はどの教材を見ても統一されたデザインで、非常に使い勝手がいいと思います。

内容もよく更新されているようですし、会社の姿勢に好感が持てます。

ただ、見本をくれないんですよね。

「教師用に欲しいんですが」

といってもくれません(そこで好感度が下がります)

iワークは塾での採用率も高いです。

ページもカラーできれいですし。

付属のiワークプラスは夏期講習や冬期講習でも使えるので、経費削減にもなります。

こあら
こあら

選び方のコツってありますか?

うさぎ
うさぎ

教材代理店で一番売れている教材はどれですかって聞いたら教えてくれるよ。一番売れている教材が使いやすい教材だったりするので。