塾を開こうと考える前に

うさぎの雑感
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ブログを立ち上げて数か月。

なかなか更新が進まない。

本当だったらもっと充実した内容満載のはずだったんだけど、いろいろと本業の方が忙しくて…。

と言い訳をしておこっと。

 

個人塾を開業をお手伝いさせていただくサイトでありますが、その前に聞いておきたいことがあるんですよ。

「あなた、学習塾の先生に向いているんですか?」

っていうこと。

頭がいいとか悪いとか、

かっこいいとか悪いとか、

教え方がうまいとか下手だとか、

実はそんなに関係ないんですよ。

どれほど素晴らしい大学を出ていたとしても、正直、子どもたちには関係ないです。

たとえ東大とか京大とか出ていたところで、小中学生の前では地方の大学生と何ら変わりがないわけで、ありがたがるのは保護者だけ。

実際、うちの近所に京都大学出身の男性が塾を立ち上げたけど、半年持たなかったもんね。

個人的には「いやいやその能力はほかで使おうか」と思っていたりしましたが。

教え方がうまいっていったところで、個別指導が全盛のこの時代、指導力はそれほど高くなくてもいい。

 

あとよくいるのが

「子どもが好きだから塾の先生にむいているかも。」

っていう人。

いやいや、あなたが好きだとしても、向こうはそうは思ってくれないかもしれないし。

 

じゃあ、どういう人が塾の先生に向いているのかというと、

子どもに嫌われない

ということがまず第一。

どんなにレベルの高い指導をしていても、

どんなに崇高な教育論を講じても、

子どもに嫌われちゃあ、この商売は上がったり。

塾を選ぶ選択権は向こうにあるんだから、あっという間に去っていきます。

嫌いな人から勉強を教わることなんかできないからね。

好かれなさい、と言っているわけではなく、嫌われないのが大事です。

 

じゃあ、どうすれば嫌われないのか。

別にね、子どもに媚びる必要なんかないんです。

僕なんか、度々子どもを叱ったり、時には泣かしたりしてますが、子どもたちとの関係は悪くない。

コミュニケーションをとることが大事です。

授業も、私語も、メールも、ラインも、ノートも、プリントもすべてコミュニケーションツールです。

休み時間に声をかけるとか、

授業中に妨げにならない程度に会話するとか、

無口な子だったらプリントに「よく頑張っているね」って一言添えるだけでも

立派なコミュニケーション。

 

もちろん、コミュニケーションをとるためのアンテナは常に張っておかなきゃならない。

例えば

「ドラえもんとしんちゃんの曜日が変わってしまう問題」

とか

「かけっこが早くなる方法」

とか

「あそこのラーメンってうまいらしいよ」

とか、話題になりそうなものには目を通してみてもいいかもしれない。

 

子どもとコミュニケーションが取れない人はあきらめましょう。

お互い地獄ですぜ。